賛否両論。日本対ポーランド戦の戦い方についてを解説!
どうも、keisukeです。
日本決勝トーナメント進出を決めました!
日本対ポーランド戦が昨日行われ、日本:0ー1:ポーランドとポーランドに敗北しましたが決勝トーナメント進出を決めました。
ですが、後半残り8分というところで日本は負けているのにもかかわらず、消極的なパス回しで時間稼ぎに入りました。
この試合展開が批判を浴びることになるのですが、なぜこのような事態になったのか。
ポーランド戦から一夜明けた今、おさらいとしてまとめようと思います。
日本が決勝トーナメント進出するための条件
まず、日本が決勝トーナメントに行くのに必要な条件ですが、日本はポーランドに引き分け以上で自力での決勝トーナメント進出を決めることができました。
しかし、59分にポーランドのヤン・ベドナレクにセットプレーから先制ゴールを決められてしまいました。
この時点では同時に他会場で試合をしていたセネガル対コロンビアは、スコアレスの状態(0-0)だったので、日本は点を取りに行かなければ決勝トーナメント進出ができない状況になりました。
ですが、74分にコロンビアが先制し状況がまた変わりました。
このままコロンビアが逃げ切り、且つ日本もこのまま0-1のままポーランドに負ければ、日本とセネガルは勝ち点で並び得失点差も並ぶことになります。
勝ち点がならび、得失点差も同じですと適用されるルールがフェアプレーポイントです。
フェアプレーポイントとは
フェアプレーポイントとは勝ち点、得失点差、直接対決の結果で順位が決められない
ときに適用されるルールです。
イエローカードの警告ー1、イエローカード2枚での退場だとー3、レッドカードでの一発退場ですと-4となります。
日本もセネガルも負ければ、勝ち点と得失点差で並び、また直接対決も引き分けているのでこのフェアプレーポイントが適用されます。
そして、このフェアプレーポイントで日本はマイナス4、セネガルはマイナス6で、日本がセネガルよりもフェアプレーポイントの成績で上回り決勝トーナメントへ駒を進めることができます。
参考記事
フェアプレーポイントで生まれた後半残り8分の試合展開
負けても決勝トーナメントが進出ができるということで、普通なら負けている状況なら攻撃的選手をいれるところをキャプテンの長谷部誠、後半82分に投入し試合をこのまま終わらせるゲームプランに切り替えます。
このまま負けてもルール上決勝トーナメント進出を決めることができる日本と、このまま試合が終われば勝利を得れるポーランド、お互いの利害が一致したことで、なんとも奇妙な時間が試合終了まで続きました。
日本はディフェンスラインでの消極的なパス回し、プレッシャーをかけにこないポーランド、退屈な試合展開に観客からの大ブーイング。
こんな試合は初めてみましたね(笑)
チャンピオンズリーグとかでもそうそうない試合展開かと思います。
個人的見解
ぼくは、この西野監督の判断はよかったと思います。
プロとして、結果にこだわるのは当然かと思います。
お金を払って見に来ているサポーターのことを考えると難しい状況だったかなと思いますが、そういうずる賢さとか、汚いと思われるような判断も、これからの日本サッカーの発展には必要なんじゃないかなと思います。
実際これで、強豪国ベルギーとワールドカップという舞台で本気の勝負ができますからね。
楽しみでしょうがないです。
西野監督ナイス判断です!
っということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。